「納得している」は15%。「納得していない」は72%
報道機関の世論調査で安倍内閣の支持率が暴落していることは11月25日付の「支持率5割切りに安倍政権が焦りを深めるワケ」で紹介したが、その傾向は今も変わらない。12月7、8日にJNNが行った調査では「桜を見る会」での安倍氏の説明について「納得している」は15%。「納得していない」は72%に上っている。
安倍氏は9日の会見で憲法改正について語る際、「最近の世論調査では、(憲法改正について)議論を行うべきだという回答が多数を占めている」と語り、国民の期待を背に受けて改憲を進めていく決意を語っている。
しかし憲法について議論をしてほしいと思うよりも、はるかに多くの国民が「桜を見る会」の究明を求めている。そのことを直視しなければ来年になっても支持は回復しないことだろう。