ビジネスマンよ、卵を1日3個食べなさい
また、たくさんのスパイスが脳を刺激してくれるインドカレーもおすすめ。日本のカレールウは小麦粉が多く入っているため、血糖値が上昇しやすいです。小麦粉が使われていないスープカレーがよいでしょう。カレーには白米ではなく、B1や食物繊維の多いもち麦や雑穀米などを選び、量も調整しましょう。
蕎麦は白米に代わりB1補給の食材としても重要視されています。カレーと合わせた南蛮蕎麦は、血糖値スパイクを回避できて一石二鳥。
さらに、卵は脳のための最強食材。記憶力を高めたい、物忘れがひどくなったと感じる人をサポートしてくれる食材です。
卵の黄身には細胞膜の主成分であるレシチンが豊富。神経伝達物質の材料であるコリンも含まれています。頭を使うビジネスマンには、優秀なタンパク源として1日3個を食べることを勧めています。
卵をたくさん食べると血中コレステロール値が上がり、体に悪いのでは?と心配な人もいるでしょう。しかしこれは誤解。食事から摂るコレステロールは、血液中のコレステロールとは関係ないことが2015年に日本動脈硬化学会で発表されています。
朝の卵かけご飯は、血糖値の乱高下を防げるのでおすすめ。血糖値が下がりきる前、3時のおやつにゆで卵、夕飯は豚しゃぶに卵ポン酢など、工夫してみてください。
(構成=プレジデント編集部)