サーカディアンリズムを調整すること
人間はおよそ「1日=24.2時間」の「サーカディアンリズム」で動いています。1日=24時間のリズムに同調できるのは「光」のおかげで、暗闇の状態でいると、生活の開始時間は毎日0.2時間ずつ後ろにズレていきます。このことからわかるのは、起床したら朝日を浴びてサーカディアンリズムを調整することです。朝食もその調整に効果的なので、積極的に摂りましょう。
夜、お酒を飲む人も多いかと思います。少量のアルコール(日本酒換算で1合程度)は、入眠効果があるのでOK。ただし、飲みすぎは夜中にトイレに起きたり、脱水状態になるなど眠りの質を悪くするので注意を。
黄金の90分を生むことで、最高の睡眠が訪れます。正しい知識に基づき行動し、質の高い眠りを手に入れてください。
(構成=田之上 信 撮影=横溝浩孝)