高校同期、豊田社長の才気
一流の人物というのは笑顔がすばらしい。顔が笑っているのに目はけっして笑っていないという人がいますが、本物の人物は目元もやわらかいものです。やはり目が笑っていないと、相手は心を開いてくれません。
一流と聞いて私の知人で思い当たるのは、かつて慶應義塾高校で机を並べたトヨタ自動車の豊田章男社長です。日本のリーディング企業を背負いつつ、現場を引っ張っているところに、彼の包容力を実感します。トヨタの経営がぶれることなく、グループ全体が同じ方向に進んでいるところを見てもまさに脱帽です。ニュースなどに登場している彼を見ると、演出のうまさということもあるかもしれませんが、自然体で振る舞っている感じです。2019年初め、アメリカ・デトロイトでの新型スポーツカーの発表時も、とてもいい顔を見せていました。
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