「飲みュニケーション」より「会議室」

ただし、話は飲み会でするのではなく、会議室などで「仕事として」するべきです。飲み会は「会社の延長」なのか「プライベート」なのかはっきりしません。ひと昔前は、その曖昧さが「飲みュニケーション」として重宝がられましたが、今の時代は通用しません。業務のことは業務で終わらせましょう。

家族に愚痴を吐くのも同じことで、普段のコミュニケーションがとれているかが問題です。日常から夫婦の時間がとれていますか? 普段仕事の話もしていないのに、突然愚痴を吐かれても受け入れられません。

男女が対等になってきているとはいえ、夫婦の仕事量や家事のバランスがほんとうにイーブンかというと、まだまだ疑わしい。

互いに「対等である」という意識があり、会話を重ねているからこそ、「大切にしてくれている」という思いが培われ、弱音を漏らしても受け入れてくれるようになるのです。得手・不得手を認め補い合う関係が大切です。

そんな関係を築くには、些細なことでも相手への感謝を口にすることです。信頼関係を築けたからこそ、愚痴を言えるし、相手の愚痴も受け入れることができるのです。

根本裕幸
心理カウンセラー
『つい「他人軸」になるあなたが7日間で自分らしい生き方を見つける方法』など著書多数。
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(構成=伊藤達也 写真=iStock.com)