タバコを吸わない者の「受動喫煙」を防止することを定めた健康増進法が施行されて6年、喫煙者への風当たりはますます強まっている。

そんななか、一部の企業では、「分煙」を通り越し、採用時、喫煙者と非喫煙者とで差をつける場合も出てきた。セントラルスポーツ(スポーツクラブ)、星野リゾート(リゾート運営会社)、ライブレボリューション(モバイル広告代理店)などでは、「入社までに禁煙すること」を人材の採用条件としているほどである。