長引く不況によって、会社員が残業を行う機会や時間は、減少傾向にあるようだ。とはいえ、時には残業せざるをえず、プライベートの時間を削られる場面がある。
たとえば、保育園に通う子どもを迎えに行かなければならないときに、仕事が終わらず、上司から残業を命じられることもある。では、子どもの送り迎えという理由で、会社の残業命令を断ることはできるのだろうか。
社会保険労務士の北村庄吾氏は「会社に勤める従業員には、会社の指揮命令に従う義務を負う。そのため、労使の間で残業について定めたいわゆる『36(サブロク)協定』が締結されている場合、基本的に残業命令は断れない」との原則論を踏まえつつ、「最近になって育児・介護休業法が改正された。3歳より小さい子どもを育てる従業員については、残業の免除が認められるようになった。これを権利として使えば、残業命令を断ることが可能になる」と話す。
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