川田さんの教え
仕事とは関係ない人とゴルフをする

プレー中にこぼれるよもやま話が最高

趣味のゴルフを通じて交流する異業種の方々のお話が、貴重な情報源になっています。私が所属する会員制ゴルフ倶楽部は、会社の経営者や、士業の方など、成功されている方が多い。初めてお会いする方も含め様々な方とラウンドするのですが、その間に多くのお話を聞き、知見を広げています。そして営業をする際に、「先日、ある経営者の方が、こんなことをおっしゃってたんです」と情報提供のネタにさせていただいています。

プルデンシャル生命保険エグゼクティブ・ライフプランナー 川田 修氏

私はゴルフ倶楽部では一切、保険の営業をしません。保険について聞かれたらアドバイスをさせていただく程度です。本当は喉から手が出るほどお客さまになっていただきたい方もいらっしゃいますが、ぐっと我慢しています。損得の関係が一切なく、本気でプレーしているので、純粋にゴルフが楽しいんです。だから本音でいろいろ話せるし、親しくなれるのだと思います。

私は接待で飲みに行くことはほぼありません。2、3時間、同じ席で同じ距離でずっと会話をしなければならないのが苦手だからです。ゴルフは7、8時間、一緒にプレーして、裸でお風呂に入ったりとなかなか濃密です。でも、苦手な人がいたとしても、プレー中でも微妙に距離を置けますし、もっと話を聞きたいと思えば歩きながら2人にもなれますし、かえって楽なんです。

雑談ネタだけでなく、一流の人の考え方を学ぶことは非常に刺激を受けます。そして何より、人脈が広がります。私にとって情報収集の場であるとともに、感性の磨き場でもあります。

▼社外の一流の人の「何気ない会話」を拾う