男性誌はLEON、女性誌はVOGUE JAPANをチェックします。誌面に欲しい商品があれば、実際に店に足を運んで買います。「○○が流行ってるらしいよ」と話すより、「今、流行っている○○を買って使ってみたんだけど、結構重くて」と感想を交えるほうが相手は興味を持ってくれます。
グルメ雑誌も居酒屋特集があると買って、よさそうな店を予約し、数名のスタッフを連れて実際に行ってみます。美味しかったら3、4回通い、サービスも気に入ったら接待に使います。人が興味を持つのは、「店が雑誌に載っていた」という情報ではなく、「雑誌に載っていた店が実際にどうなのか」ということ。接待をする際にも、実際に行って美味しかった店に連れて行かなきゃダメ。自分のお金で行って、自分の舌で確かめるのがポイントです。
地方の物産ネタで相手の心をつかむ
「百貨店全フロアめぐり」もよくします。まずはデパ地下へ行き、流行りのスイーツやお土産を見る。地方の物産展もチェックして、その地方のお客さんと会ったときに、「○○というお饅頭、美味しいですね」と雑談のネタにします。「実は創業者と知り合いで……」なんて思わぬビジネスチャンスに出くわすことも。
その後、紳士服売り場や有名ブランドのショップで、靴や鞄、時計のトレンドを見ます。エレベーターの待ち時間など、会話に詰まりがちなときに「そのネクタイ、流行の色ですね」なんていうと喜ばれます。婦人服や女性の高級下着をチェックすることもあります。人が知らない情報のほうが価値がありますからね。
▼相手を想像しながら、ネタ集めをすると楽しい