顧客離れで存亡の危機に立たされていた企業が、たった半年でなぜ8倍もの営業成績を残せるようになったのか。秘密は外部から期間限定でやってきた1人の敏腕営業マネジャーだった。
年末になると確実に諦めムードが漂うんです
顧客離れに苦しむ1つの民間シンクタンク(以下A社)があった。社員400人規模の中堅企業である同社は、セミナーやコンサルティングを通じた企業の経営支援を主な事業としている。登録制で運営され、顧客からの月額フィーによって事業が成り立っている。最盛期は、約1万社以上の顧客数を誇っていたが、10年ほど前から年間数百社ずつ登録社数が減少。新規顧客獲得が追いつかず顧客が減る一方で、会社存亡の危機に陥っていた。
オフィスに入ると、壁には横断幕が掲げてある。「新規顧客獲得数、年間2000件」とある。
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