都民ファーストの圧勝で終わった東京都議会議員選挙。

当選した新人39人のうち、25人は元トライアスロン選手や元アナウンサー、シンガーソングライターなど議員経験ゼロの転身候補でした。

いまからちょうど10年前、芸人から知事への転身として、日本中から注目を集めていた人物がいました。

宮崎県知事を務めた東国原英夫氏です。

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東国原さんは大学卒業後の1982年にビートたけしの一番弟子になり、のちの「たけし軍団」では最大60人の大所帯を仕切るリーダーとしてお笑い界で活躍します。その後、スキャンダルによる自主謹慎の後、2007年に故郷である宮崎県知事選に出馬して初当選。流行語大賞にもなった「どげんかせんといかん」の精神で、数々の県政改革を断行していきます。任期終了後の12年には日本維新の会から衆議院議員選挙に出馬し、国政に進出。翌13年には議員を辞職しますが、現在もメディア出演・講演会などで全国を飛び回る忙しい日々を送られています。

今回はそんな東国原氏にインタビューをお願いしました。テーマは「人の動かし方」。芸人と公務員、そして国会議員。異なる世界で生きる、価値観の違う人たちを、どのようにして動かしてきたのか。

企画の説明を終えると、東国原さんは迷いなくこう話しはじめました。

「たけし軍団が一番大変でしたね」

予想外の回答でした。はじめて政治家になった知事時代、県議会・県庁・関係各所とのやりとりが困難だっただろうと想像していたからです。

理由を尋ねると、こう教えてくれました。