女子サッカー、ワールドカップドイツ大会で優勝した“なでしこジャパン”。日本中を熱狂させたサッカー日本女子代表だが、優勝にたどり着くまでには、浮き沈みを繰り返した、苦難の歴史があった。監督、選手などの証言を通して、強さの秘密に迫る。

「ワールドカップ優勝は意外ではありませんでした。ただ到達したことのない場所だったので想像するのは容易でなかったです。それでも佐々木監督が、試合前のミーティングやハーフタイムに、『おまえらのプレーをやれば大丈夫だ』と、言ってくれました。そのひと言で自信を持ってピッチに立てましたし、優勝を目標に設定でき、それを現実にできたのだと思います」

FIFA女子ワールドカップドイツ大会決勝で、1得点1アシストをあげた宮間あや。大会を通じて2得点4アシストを記録し、MVPの澤穂希に次ぐ活躍で優勝に大きく貢献した26歳のミッドフィルダーは振り返る。