一流はあえて苦手なことをして自己肯定感を高める
今回の会議では、ひとつ発見がありました。それは、「ネイティブ相手に自分の英語力で大丈夫かな」といった気持ちが少なからずあったのですが、他の参加者は、私の英語のことなどほとんど気にしなかったということ。
休憩時間やレセプションの時にはみな気楽に話しかけてくれました。杞憂だったのです。自分が気にするほどでもない。それに、他の人は良い意味でも悪い意味でも自分に無関心。自分で自分を窮地に追い込む、とりこし苦労は無意味だと頭で分かっていても、人は心の中ではなかなか納得できないです。
今回の経験を踏まえ、私の「快適ゾーン」は少し広がったかもしれません。だとすれば、出張は大成功です。そうやって自分肯定感を高めて、次もまた「知らない道」に挑戦すれば、人生はまだまだ広がっていく。そう信じています。
そういえば、私が知っている著名な経営者も新しいことに「挑戦」するタイプが多いように思います。地位や肩書を得てなお、そこにあぐらをかかない姿勢があるからこそ、部下がついていきたくなる名リーダーになれるのかもしれません。