【膨大なデータから必要な情報だけ欲しい】
[9]フィルタ機能をマスターしよう
リストが膨大なボリュームになったとき、見つけたい項目を探すのは非常に手間だ。そんなときに使いたいのが、フィルタ機能。指定した条件を満たす行だけが表示されるため、簡単に見つけることができる。
(a)これは顧客リストの中から、東京都港区を探すケース。まずは絞り込みたい地域を、住所の右セルに打ち込む。
(b)顧客の住所の右に、COUNTIF関数を挿入。範囲にその顧客の住所を、検索条件に東京都港区を部分一致で指定する。
(c)検索条件が含まれている場合は「1」、ない場合は「0」が表示される。そのまま下へコピー。
(d)東京都港区(1)を選択したあと、「データ」(2)タブにある「フィルター」(3)をクリック。もしくはショートカットで[shift]+[ctrl]+[L]。
(e)項目に▽マークがつくので、東京都港区▽(1)をクリック。「0」と「1」が表示されたら、東京都港区を示す「1」(2)だけを選択する。
【完成】COUNTIF関数とフィルタ機能を組み合わせることで、東京都港区の顧客だけが表示されるようになった。