【商品別に売り上げを比較したい】
[3]COUNTIF関数を使いこなそう
名簿などで、「男性は何人か」「20代は何人か」と条件別にカウントしたいときに役立つのが、COUNTIF関数。指定した範囲の中から、検索条件にあったセルの個数を数える関数だ。
COUNTIF関数=COUNTIF(範囲,検索条件)
(a)販売数にCOUNTIF関数を挿入。範囲には、販売履歴データの商品すべてを選択する。$をつけて、絶対参照にするのを忘れないようにしよう。
【完成】関数の検索条件には、販売数を数えたい商品(この場合PC)のセルを選択。一番上の行で計算式が完成したら、そのまま下にコピー。COUNTIF関数が範囲の中から数えてくれるので、各商品の販売数を一目で把握することができる。
[4]SUMIF関数を使いこなそう
指定範囲の数値を全部足してくれるメジャーな関数SUM関数に、条件を表すIFがついたのが、SUMIF関数。条件にあった数字だけを合計してくれるので、商品別の売り上げを計算するときなどに使える。
SUMIF関数=SUMIF(範囲,検索条件[, 合計範囲])
(a)商品別データの「売上」にSUMIF関数を挿入。範囲として販売履歴データの商品すべてを、検索条件に探したい商品のセルを入力する。
【完成】関数の[合計範囲]は、合計したい値が入力されているセルの範囲のこと。この場合、「売上」のセル全体を選択する。計算式を下へとコピーすると、商品別の売り上げが出てくる。