「スマホ」の考案者はシリアからの移民の子

デモで掲げられた「移民がアメリカを偉大にする」――「入国制限」の大統領令に対し、全米各地では抗議デモが起きた。写真は1月29日、米西部サンフランシスコ国際空港での様子。トランプ大統領の主張「アメリカを再び偉大にする」を踏まえて、「Immigrants Make America Great(移民がアメリカを偉大にする)」と書かれたプラカードもあった。(時事通信フォト=写真)

トランプ米大統領が出した「入国制限」の大統領令が、混乱を巻き起こしています。1月27日の大統領令では、シリア難民の受け入れを停止し、シリア人以外の難民も120日間停止。さらに「テロ対策」として、イラン、イラク、スーダン、ソマリア、リビア、シリア、イエメンの7カ国について、一部の例外を除き90日間入国を禁止するとしています。当初は米国の永住権をもっていても入国できない場合があり、空港で家族が引き離されるなど混乱が起きました。

これに対し、ワシントン州は同州の裁判所に大統領令の差し止めを訴え、2月3日に一時差し止めの判断が下りました。トランプ政権は控訴しましたが、裁判所は訴えを却下。現在、大統領令は全米で停止中です。入国制限を実施するには、今後、最高裁の賛同を得る必要があると報じられています。

こうした混乱は、むしろ日本にとってはチャンスだといえます。