昨年もいい出会いがなかった……。心機一転、「今年こそは結婚を」と意気込む人も少なくないだろう。“婚活”を成就させるにはどうすればいいのか。

初めて会うときはランチやお茶に

「本気で結婚したいなら、そもそも婚活とは何かというところに立ち返ることです」

と、日本IBMを経て、現在は婚活・恋愛コンサルタントの青木一郎氏は呼びかける。

「婚活は『相手を探す』『交際』『決定』の3ステップに分解することができます。『相手を探す』、もっと言えば『相性のいい相手を探す』というファーストステップを効率的に、いかにクリアできるかが最大のカギです」(同)

そのための4つの手段が、「合コン」「婚活パーティー」「恋愛婚活サイト・アプリ」「結婚相談所」だ。青木氏によると、婚活をする人の多くは合コンを経て婚活パーティーからスタートし、それがうまくいかない場合は婚活サイト・アプリに、最後には結婚相談所を利用する、というように流れ着くという。

なかでも近年、スマホでアプリをダウンロードすればSNSと連動して気楽に利用できることから、恋愛婚活アプリの利用者が増加。その多くは、利用者の男女がともに「いいね!」を送り合い、マッチングすればメッセージのやりとりができるようになるという仕組みだ。では、どのアプリを使えばいいのか。

「会員数の多い大手が私のおすすめで、三強を選ぶとすれば『pairs(ペアーズ)』『Omiai(お見合い)』(※)『ゼクシィ恋結び』ですね」

なかでもpairsの会員数は、約480万人と飛び抜けている(2016年12月26日現在)。pairsを運営するエウレカ広報の田山慶子氏は、「男女比率は6対4で、男女ともに20代半ばから30代半ばが多いです」。

「1月からpairsをはじめて、2月の初対面を経て交際に発展し、9月に入籍したという報告をいただいたこともあります」(田山氏)