「仕事にやる気が出ない」「もっと頑張らなくては」──。こんな悩みを抱えている人は多いのでは。いま大ブームのアドラー心理学は、無理に頑張らなくても、自分のやる気を引き出せる方法を教えている。やる気をなくしてしまった7つの症状別に「やる気が湧く行動習慣」を紹介していく。
やる気が出ないとは、勇気がくじかれた状態
「この頃どうもやる気が出ない。もっと頑張らなくては――」。こんなふうに感じる人は多いのでは。しかし大前提として、元々やる気のない人などいない。本当は十分にやる気があったにもかかわらず、何らかの阻害要因が働き、一時的にやる気のもとが枯れてしまっているだけなのだ。いわば「心のガソリン」が切れてしまっている状態だといえる。
さらに、ガス欠を起こしているときにいくら頑張ったところで、やる気が生まれることはない。むしろ逆効果である。やる気がみなぎっていると次々といい仕事を手がけられるし、周りからの評価も高くなる。何より自分自身、無気力な毎日を送るより、やる気全開で仕事に取り組めるほうが気分も爽快だろう。
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