情報システムに蓄積された「ビッグデータ」に代表されるように、世の中には膨大な情報が溢れている。そんな“情報の海”のなかから、ビジネスに有用な情報やデータをどう見つけ出せばいいのか。情報収集のプロの仕事術から、その答えを探ってみよう。

TV局では番組制作に必要な情報を収集・分析し、提供する「リサーチャー」という専門職が確立している。TV局は社会のあらゆる出来事を対象としていて、取り扱うデータ量も桁外れだ。そんな情報の海をうまく渡るための“水先案内人”であるリサーチャーは、まさに情報の「プロ中のプロ」。喜多あおいさんは、そんなリサーチャーの草分けの一人である。