司馬遼太郎氏の長編『坂の上の雲』の書き出し「まことに小さな国が、開花期をむかえようとしている」をもじった、「まことに小さな国が、衰退期をむかえようとしている」という印象的な一文から本書『下り坂をそろそろと下る』は始まる。

著者はさらにこう続ける。

【関連記事】
「創造都市」をつくれば国全体が発展する
なぜ「シブヤ大学」に1万人の若者が集まるのか
ビッグデータで見る瀬戸内国際芸術祭