シーン別「報告・連絡」の例文
ケース1:平常時に上司へ
○○の件につき、ご報告いたします。
現状、予定通り推移しており、
特段の注意点はございません。
POINT●とくに問題のない日常的な報告の場合は、「問題ない」ということを文章の最初の部分で伝えたい。細部については、個条書きとする。
ケース2:非常時に上司へ
まずはA君をともないB社様へ急行、
お詫びを申し上げるとともに
再発防止を約束してまいりました。
POINT●非常時にはまず口頭で報告。同時に、現場判断やマニュアルに従って収拾に動く。その後の文書報告は、早い、正確、丁寧を心がける。
ケース3:社内で情報共有する
C社様に関しては来月の合意に向けて
当社との合弁計画が進んでおります。
以下に現状のご報告をいたします。
POINT●たとえば特定の取引先との間で複数のビジネスが進行中というときに、社内の担当者どうしで連絡を取り合う。「共有」を使ってもよい。
ケース4:取引先に資料を送る
資料をお送りしましたので、
ご査収ください。
POINT●たとえば得意先へ資料を送る。受け取ってくださいという意味で使うのが「ご査収ください」。硬い表現なので、形式を重んじる相手に。
ケース5:転職の報告
ベンチャーの熱気あふれる
○○株式会社に
入社する運びとなりました。
POINT●一般的な転職報告では「入社」を使う。創業したてのベンチャー企業への転職では、よりポジティブに「参画する運びとなりました」としてもよい。
ケース6:退職の報告
○○様の温かいお力添えのおかげで、
充実した会社生活を送ることができました。
POINT●感謝の言葉を書く。「これからは家族との時間を大切にしていきたい」など、今後の身の振り方について簡単に触れてもいい。