【基本のフレーズ】
◆○○の件につき、ご報告いたします。
――何についての報告か、冒頭で明示する。確実に伝えるにはタイトルと重なっても可。
◆ご確認ください。/ご確認いただければ幸いです。
――議事録、報告書、予定表などを送るときに一言添える。何も書かずに送るのは失礼。
◆現状を共有します。/念のため共有します。
――直接関係しなくても知っておいてもらいたい事実について、同僚などに伝えるとき。
◆念のため、明日の予定につき共有いたします。
――予定のリマインド・メールを送るときの言葉。非礼を避けるため「念のため」と入れる。
◆ご査収のほどよろしくお願いいたします。
――「査収」は「よく調べたうえで受け取る」という意味。添付書類や別送品などがある場合に。
◆まずはメールにてご報告いたします。
――電話するには遅すぎるときにメールで一報。「明日お電話いたします」と続ける。
◆みなさまの支援のおかげです。ありがとうございます。
――自分の手柄であっても、まずは周りの協力への感謝を記しておきたい。
◆お問い合わせいたします。
――社外に問い合わせるときの基本フレーズ。
◆在職中は格別のご高配を賜りありがとうございました。
――定年退職などでの挨拶は、冠婚葬祭と同じく、堅苦しくても定型文を使いたい。
【“逆効果”の恐れがあるフレーズ】
◆くわしくは以下の引用メールをご参照ください。
――引用メールは何を意味するか、要約すべき。これでは相手に無用な負担を強いてしまう。
◆多分、納品は1週間遅れになるとのことです。
――責任感がなく、他人事のような書き方。受け取った上司はイライラするだろう。
◆バイオベンチャー、○○社にjoinいたします。
――転職の報告で、まれに使われるのが「join」という英語。年配者には逆効果かもしれない。
◆○○社を退職いたします。新しい連絡先は.
――在職中に転職先のアドレスを公開するのは、顧客を奪うように見えるので望ましくない。