ルワンダで教育支援を開始

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社会起業家 牧浦土雅氏の略歴

【田原】ボーディングスクールを卒業してからどうしたんですか。

【牧浦】イギリスのブリストル大学に入学しました。イギリスは大学が3年制で、ギャップイヤーを取得して一度日本に帰りました。

【田原】帰国して、何をしたのですか。

【牧浦】藤原先生に挨拶しにいったら、「おもしろいやつがいるから紹介する」と言われて、e-EducationというNPO法人をやっている税所篤快(以下、アツさん)に引き合わされました。

【田原】税所さんはよく知ってる。いい先生の授業をDVDに録画して、塾に行けない農村の子どもたちに見せて学習支援するという活動を、バングラデシュでやってるね。

【牧浦】そうです。当時、アツさんはルワンダでも同じ活動をしていました。ただ、政府に無許可で活動していたため関係が悪く、うまくいってなかった。それで会うなり、「土雅くん、ルワンダ行ってみない?」と。たぶん藤原先生とも裏で話していたんでしょうね。先生からも、「行ってみたら」と言われました。

【田原】ルワンダは大虐殺があった国です。よく行く気になりましたね。

【牧浦】藤原先生の助言でイギリスに行った結果、いまの僕があると思ったので、今度も藤原先生に乗せられてみようかなと。