少子化、高齢化が進む日本は、今後、未曽有の大量死時代に突入する。2014年の出生数は100万3532人で過去最少。一方で死亡数は戦後最多の127万3020人だ。死亡数は増え続け、ピークを迎える40年頃には40万人増の166万人に達する。
葬祭会館の施設数推移
こうした中、年々増えているのが、葬儀を専門に行う葬祭会館だ。「月刊フューネラルビジネス」によると、1980年代には全国で1000軒未満であった葬祭会館は90年代以降増加し続け、14年には7739軒となっている。
ここから先は有料会員限定です。
登録すると今すぐ全文と関連記事が読めます。
(最初の7日間無料・無料期間内はいつでも解約可)
プレジデントオンライン有料会員の4つの特典
- 広告非表示で快適な閲覧
- 雑誌『プレジデント』が最新号から読み放題
- ビジネスに役立つ学びの動画が見放題
- 会員限定オンラインイベント
(大橋昭一=図版作成)

