沖縄県知事が辺野古の埋め立て承認を取り消したことに対する代執行訴訟が始まった。国が勝てば、知事に代わって承認取り消しを撤回する。12月2日の第1回口頭弁論では、翁長雄志知事自ら出廷し、正当性を訴えた。
しかし、この裁判は最初から国が勝つと決まっていると言っていい。もともと米軍基地や原発などの国策訴訟は、国側が勝つ場合がほとんどだからだ。しかも今回は、裁判を担当する福岡高裁那覇支部の裁判長(那覇支部長)に行政寄りの裁判官が任命されている。
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