進次郎と農業の意外な好相性の理由
10月の内閣改造前には入閣待望論が巻き起こったものの、政務官留任もなく無役に転じた自民党の小泉進次郎衆院議員。早くから入閣説を否定し、「雑巾がけがしたい」と党内の裏方として研鑽を積む意欲をしきりに公言していた彼が、新たな一歩を踏み出した。
10月27日、永田町の自民党本部。最上階にある1番大きな会議室は、国会閉会中にもかかわらず国会議員や秘書たちでごった返していた。部屋前方の雛壇には森山裕、林芳正、西川公也という新旧農水相ら大物議員が顔を揃える。党農林族が一堂に集う農林部会と農林水産戦略調査会の合同会議である。その会場に“土の香りがしない”1人の議員が大きな拍手で迎えられ、司会役としてマイクを握った。
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