海外で稼ぐ割合が増えた日本企業は、目まぐるしく変化する世界情勢の影響をまともに受けるようになっている。いっときの成功に酔いしれている暇はない。2015年、新しくトップに就任した男たちはどんな戦いを挑むのか。

顧客本位に立ち返り、ニーズ発掘

中小企業向け商品に強い大同生命と、家庭向け商品を得意とする太陽生命など3社を傘下に置くT&DHD。11年前の発足以来、何でも揃える“総合デパート型”ではなく、それぞれの強みを追求する“ブティック型”経営で存在感を示してきた。ヨットが趣味の喜田哲弘社長に、今後の舵取りを聞いた。

――仕事で大事にしていることは?

【喜田】独善的にならず、外の目を意識すること。いまIRで海外投資家に説明に回っているが、外側から話を聞かせていただくことが我々にとって大切な視点の一つになっている。