では土曜はどうか。

「ゴルフがあるから、大体早起きです。その中でも意識が高いのが、クロスカンパニー社長の石川康晴氏。テニス教室や会合など、なんらかのスケジュールを土曜に入れて、無理やり起きてしまう。たぶんリズムを崩さない目的でしょうが、そうすることで時間を有効に使える」(國貞氏)“休みにあえて用事を入れる”を実践しているのが、イチロー選手だ。

不運者のほうが「昼まで寝ている」

「オフシーズンの朝起きたら『今日は○時に○○にいる』など、今日やるべきことを1つ設定するそうです。そして同僚から誘いを受けても、予定とかぶる用事なら断り、必ず実行に移す。アップル創業者のスティーブ・ジョブズ氏も、朝起きたら、『もし今日が人生最期の日なら、私は何をしたいだろうか』と考えていました」(著名人の行動習慣をまとめた著書がある理学療法士の濱栄一氏)

濱氏は、こうした行動は目標を達成するために必要な3つの力を鍛えるのに最適だと分析する。ひとつはメーンイベントをやり抜こうとする「やる力」。そして誘惑を拒むことで磨かれる「やらない力」。さらに自分が望む目標を意識する「望む力」だ。

「休みの日にあえて、自分が何をするか考える習慣をつける。そのことによって、仕事だけではなく、人生における目標を達成する力が養われるのかもしれません」(濱氏)

土曜の朝は惰眠を貪らず、飛び起きたほうが賢明のようである。

調査概要●年収1000万円以上で「自分は幸運だ」と思っている人(幸運者)と、年収300万円以下で「自分は不運だ」と思っている人(不運者)、各100人にアンケート調査を実施した。

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(的野弘道=撮影)