ついでに、膣のアンチエージングも

そして、上記の脱毛を巡るフィールドワークで知った、衝撃の事実がもうひとつ。

女子は、脱毛だけでは満足できず、膣のアンチエイジングもしているというのである。

年をとるということは、いろんなところが古びてくると前述したが、今まで、忘れ去られていた、「膣メンテ」なるものが、じわじわきていることも、この際ついでにお耳に入れておきたい。

この膣メンテ、2013年イタリア発で欧米のクリニックでは半年待ちとも言われている究極のアンチエイジング法なのだそうだ。「更年期」からくる膣の老化=膣の萎縮を、レーザー治療するというもの。日本には、昨年、「モナリザタッチ」なる専用のマシンが導入されている。

それを体験したセレブ知人(48歳・既婚)は、少し照れくさそうに「とってもいいわよ~」と言った。

悲しいかな、膣が薄く硬い状態に萎縮するのは、エストロゲンの減少によるもので、これは、誰しも避けて通れない道。萎縮すると「におい」「かゆみ」「痛み」が出てきて、菌も繁殖しやすくなるらしい。

従来、膣の萎縮に対しては、筋肉を調整する飲み薬ぐらいしか対処の方法がなく、しかも効果はさほど期待できない治療法だった。また、ホルモン注射は乳がんリスクも高まり、ちょっと怖い。

その点、このレーザー治療は、治療時間は5分もかからず、膣に温痛点がないので、レーザー照射中・照射後も全く痛くないという。で、膣は、ふくらみと厚みを取り戻すんですって。治療をしてくれるのは、毎日多くの症例を診ている婦人科の女医先生だというから安心だ。

これまた、閉経前後、つまりアラフィフが一番効果が分かりやすいという。脱毛に膣メンテ、目的も変わり、先を見通していろいろと下半身ケアが、忙しくなりそうなお年頃である。

【関連記事】
消費旺盛アラフィフ女子の次の標的「耳ツボジュエリー」って何だ?
夜、冷やし中華とプリンを買うOLは薄毛になるか
“尿”を投函する女子増加、ってどういうことか
なぜ、“1分1800円”の唇美容にハマる女子が多いのか
妻の不倫急増の背景に、「リーマン・ショックとダルビッシュ有」あり