ならば、幸せに一番近い女とは?
4.【二者択一女】
出ました! 皆さん、ご存知、二者択一女。世の中に高確率で存在する、「私と仕事とどっちが大事なの?」に代表されるセリフが口癖の人である。
このタイプの女には「どっちも大切」という選択肢はあり得ないので、どちらかを選ぶという必要性に迫られること請け合いだ。
「私とお母さんとどっちが大事なの? はっきりしなさいよ!」もありである。
「私の誕生日よりも大事な用事があるとでも?」パターンも存在する。ある女は本当に夫が妻の誕生日を祝わなかった(忘れていた)という理由で離婚した。たかが誕生日、されど誕生日なのだ。
また、ある女は自分が(軽傷の自転車自損)事故で病院に行ったにもかかわらず、夫が駆けつけて来たのは仕事終わりだったという事実に絶望して離婚した。
人生のプライオリティーは常に自分でなければ気が済まない、あるいはそこに愛の焦点を合わせている女の選択肢は限りなく少ない。
5.【依存女】
養ってもらって当然、買ってもらって当然、ご馳走してもらって当然という女もまた多い。周囲には「男にたかる気満々」に映るのであるが、本人はどこ吹く風。それが当然という価値観で育ってきているパターンが多いので、その価値観を崩すのは容易ではない。
しかも、この「依存女」には「感謝」という文字は存在しないので、このタイプを好きになった男には覚悟が必要である。
では、逆に「幸せになる女」はどんな女なのかを言え! という読者の方もおられるだろう。
この逆を行けばいいのである。
・男を泳がすことができる
・引きずらない
・くれくれ言わない
・悲劇のヒロインであることを好まない
・自分にとって一番大切な人を大事にできる
以上だ。
幸せになれない女は「感度が鈍い」。一方、幸せを感じる能力に長ける女は幸いである。
ユーミンの歌ではないが「冷めた振りをして、逃げ腰にはならず」賢くイニシアティブをとれる女が結局、末永い愛を獲得できていると私は思う。