視力低下、視野欠損、重症となると失明にも結びつく「網膜剥離」。それは、ごくありふれた症状の「飛蚊症」で始まる。「蚊が飛んでいるように見える」「薄いベールがかかってパッと消える」「糸くずのような物が見える」など。加えて、光のない暗いところで光が見える「光視症」という症状も出る。

飛蚊症の95%は加齢変性で問題はない。が、残りの5%の半分程度が「網膜裂孔」や網膜剥離の症状として出てきているので、早期に診察を受けるべきである。

網膜剥離の約90%は、カメラにたとえるとフィルムにあたる網膜に孔(あな)のあく網膜裂孔が原因で起こる「裂孔原性網膜剥離」である。これは加齢に伴う「後部硝子体剥離」が大きく関わっている。