B:「子供がもう中学生」家計
年収:夫408万円(ボーナスなし)妻48万円
貯蓄額:330万円
家族構成:夫45歳会社員(IT)、妻48歳(パート)、子 中3(男)、中1(女)

B:40代「子供がもう中学生」家計

Bの「子供がもう中学生」家計も事情は似ている。夫婦の保険料の支払いが6万円以上と大きいうえに、受験を控える長男の教育費もあり、貯金が1円もできない状態。保険の見直しはスルーしてきた。

「ご夫婦で、今後も保険料がさらに上がることが見込まれるアカウント型終身保険に加入していたので、見直すなら今です、と提案しました。ご主人の思考回路はAさんと似ていて、死亡保障(3000万円)にこだわるところ。今から入り直すと保険料はもっと上がると断固反対されましたが、保障額が同じ商品で保険料1万2000円の10年定期に加入しました。中学生の子供2人の家庭にはやや多い保障額ですが、そこは譲れないということでした」(同)

結局、妻の生命保険も解約するなどしたため、月々5万円以上の貯金が実現した。