「慢性副鼻腔炎」とは、「蓄膿症」のことである。若い方々は慢性副鼻腔炎でわかり、年配の方々は蓄膿症でピンとくるだろう。

その病気の部位となる鼻は1日に約3万回も空気を吸い込んでいる。空気は鼻の孔(あな)から入り、鼻道を通って気管支へ行く間に、鼻腔以外の副鼻腔という空洞も通る。

副鼻腔には「上顎洞(じようがくどう)」「篩骨洞(しこつどう)」「前頭洞(ぜんとうどう)」「蝶形骨洞(ちようけいこつどう)」があり、自然口という小さな孔で結ばれ、ホコリや細菌、ウイルスなどを線毛で捕らえて排出している。加えて、空気を30℃、湿度を90%に調整している。