「慢性副鼻腔炎」とは、「蓄膿症」のことである。若い方々は慢性副鼻腔炎でわかり、年配の方々は蓄膿症でピンとくるだろう。

その病気の部位となる鼻は1日に約3万回も空気を吸い込んでいる。空気は鼻の孔(あな)から入り、鼻道を通って気管支へ行く間に、鼻腔以外の副鼻腔という空洞も通る。