「働かないオジサン」が危ない!
ところが時代は変わりました。女性でもバリバリ働きたいという人が増えてきましたし、結婚しない人も男女に限らず増えてきました。女性からだけでなく、独身の男性社員から見ても「家族持ちだけに手当がつくのはおかしい」ということになります。
しかも、バブル崩壊後の相次ぐリストラで、「新卒で採用して、定年まで勤めてもらうこと」が当たり前ではなくなったのです。
もし、現在政府が推進する「女性の管理職比率引上げ」や「女性が継続勤務しやすい環境整備」が功を奏せば、職階と勤続年数という2大要素が修正され、男女の賃金格差はより一層縮小されることになるでしょう。
では、そのための財源は?
今話題の「働かない高給取りのオジサン」が真っ先に支払うことになりそうです。