いまや社内のプロジェクトでも関係者が世界中に散らばっていることは珍しくない。普段顔を合わせることのない者同士を束ねるマネジャーは、なによりもまず「信頼」を意識するべきだ。

グローバリゼーションとアウトソーシングの影響で、遠隔地から部下を管理するという難しい仕事に直面するマネジャーが増えている。多くのマネジャーが思い知らされているように、部下をバーチャルに管理するというのは、フェース・トゥ・フェースで管理するのとは別物だ。

バーチャルな集団では、文化的・言語的相違が増幅され、したがって対立も増幅する。電話や電子メールを使ったやりとりでは、ミスや問題を隠したり、誤解をそのまま放置したり、思い込みをしたりといった問題が起きやすい。そうした誤りや混乱は、本格的な惨事に発展しがちだ。