「なぜ、あの人の人生は好循環なのか?」
人生、仕事もプライベートもうまくいっている人を見て、そう思ったことはありませんか?
1.好循環の人生、悪循環の人生
人生好循環の人と悪循環の人を見比べると、習慣が明確に異なります。
悪循環のAさんは、彼女が欲しいと思いながらも仕事中心で生活をしています。家に帰っても一人だから、帰ってもやる事ないからと仕事に没頭しています。週末は体力切れした身体を、寝て癒すだけで終了。出会うチャンスはありません。
「新しい趣味でも始めたらどうでしょうか?」
と提案しても、
「そんな時間はないよ」「お金ももったいないし」「年金も不安だから貯めないとね」
とのリアクション。
会社で出会う機会があればいいのですが、「同じ会社じゃあ~ねー」と積極的に出会う行動は取っていません。仕事にも不満だらけですが、かといって転職するなどのリスクのある行動にも徹底して否定的なのです。
こうして、仕事もプライベートも楽しくないという悪循環のスパイラルにどんどん陥っていきます。
本人は大真面目に、「出会いがなくてねー」「仕事もつまらない」と言っているのですが、悪循環が繰り返されているのは目に見えて理解できると思います。悪循環から抜け出せないのです。
一方、好循環のBさんは、仕事もプライベートも充実しています。仕事は上司からも評価されていて、プライベートはビジネススクールに通ったり、趣味のジョギングをしたりしています。ジョギングサークルでは、他の業界の役員や部長とフランクに話すことができるので視野が広がります。このサークルでは、積極的に幹事をやっている関係で、同じ幹事仲間の女性と付き合うことになりました。
彼も会社内での不満はありますが、広い視野で考えることで、愚痴もほとんど言うことがありません。だからこそ、ポジティブな仲間たちが集まっています。
悪循環のAさんはジリ貧のマインドで、小さく考えて、行動を先延ばしします。好循環のBさんは豊かさマインドで、大きく考えて、すぐやります。また、周囲の人に「与える行動」を取ります。だから新しいチャンスや紹介が来て、どんどん良いことのスパイラルが起きるのです。