メールに時間をかけすぎていないか

時間管理についての質問で注目したいのは、年収800万円台だ。「打ち合わせなどに翻弄されて、やるべきことが後回しになりがち」と回答した人が最多だったのは、800万円台の29.1%(図3)。「重要な仕事に集中するときは電話に出ないなど、ルールを決めている」が最少だったのも、800万円台で14.1%(図4)。800万円台の多くは中間管理職だが、これらの結果からは、上司や部下に何かと邪魔されて自分のペースで仕事ができない中間管理職の辛さが浮かび上がってくる。

図を拡大
図3~図6

仕事上のコミュニケーションはどうか。「打ち合わせはすべてメールで済ませている」と回答した人はどの年収層も少なく(図5)、メールと対面を使い分けながらやりとりをしている人が多いようだ。メールの書き方については、年収層で差が出た。「メールの返信は時間をかけて丁寧に書く」と回答した人は、800万円台が最多で30.6%(図6)。本田氏は「長文メールを書く人で仕事ができる人を見たことがない」と言う。

「長いメールは、書いている自分だけでなく、読んでいる相手の時間を奪うことにもなります。そこに気づかずに長文メールを書く人は、全体が見渡せていない証拠でしょう」