仕事に追われるとおろそかになりがちなのが勉強だ。「継続して勉強していることがある」と回答した人は年収2000万円以上で42.6%(図7)、「読書の時間を確保している」と答えた人は2000万円以上で38.7%(図8)と、どちらも年収が高い人ほど勉強熱心という傾向が出た。本田氏は勉強しないビジネスパーソンについて、次のように苦言を呈す。
「プロスポーツで、練習をせずに試合だけ出る選手はいません。ビジネスでいうと普段の仕事が本番で、勉強が練習。勉強しないのは練習をサボるのと同じで、能力の向上は難しいのでは」
忙しいことは言い訳にならない。仕事に関係ないインターネットやSNSをしている時間を尋ねたところ、「1時間以上」と答えた年収500万円台は60.2%で、軽く過半数を超えた(図9)。また、「時間のムダと思いながらもやめられない悪癖がある」と答えた人は年収が低いほど多く、500万円台で65.9%に達した(図10)。
時間がないというのは思い込み。普段の生活を見直せば、今以上に時間は捻出できる余地があるはずだ。
本田 直之
レバレッジコンサルティング代表取締役兼CEO。明治大学卒。サンダーバード国際経営大学院でMBA取得。 ベストセラーとなったレバレッジ・シリーズのほか『会社で不幸になる人、ならない人』など著書多数。
レバレッジコンサルティング代表取締役兼CEO。明治大学卒。サンダーバード国際経営大学院でMBA取得。 ベストセラーとなったレバレッジ・シリーズのほか『会社で不幸になる人、ならない人』など著書多数。
(工藤睦子=撮影)