「昔は良かった」という話はつまらない
昔は、何もかもが大きなイベントだったんです。おじさんが「昔は良かった」とノスタルジーたっぷりに語りたくなる気持ちも、わからなくはありません。
たしかに、メールやメッセージ、SNSの出現によって失われたものもあるかもしれません。でも同時に、良くなったこともあります。
インターネットのおかげで、日本にいたら出会えなかったはずの世界の裏側の人と知り合い、メッセージをやりとりし、それがきっかけでリアルに会えることもあります。
以前ならクラスで浮いていた「変わった趣味」も、SNSでは同じ趣味の人と出会えて、それが仕事につながることさえあります。実際、今の若い人たちの多くは、学生時代にSNSで知り合って仲良くなり、付き合い始めたという話をよく聞きます。
「あの時代が良かった」こともあれば、「現代のほうが良い」こともある。結局、どの時代にも、どの世代にも、その人たちならではの楽しさがあるんだと思います。そして若い人たちは、インターネットがなかった世界をリアルには想像できません。
だから「昔は良かった」という話は、彼らにはただつまらないんですね。
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