54歳女性が再婚に成功したワケ
Aさんは30代で離婚を経験し、10年以上をシングルマザーとして過ごし、女手一つで3人の子どもを育て上げてきました。子育てが落ち着き、「これからの人生をともに歩むパートナーがほしい」と婚活をスタート。しかし最初は不安からマッチングアプリを使いこなせず、苦戦していました。
そこで彼女は、相手の条件を増やすのではなく、まず自分自身の婚活への向き合い方を変えました。
長い間身につけていた「お母さんらしい服」から一歩踏み出し、これまでなら選ばなかった服装や髪型、メイクにも挑戦。周囲から褒められることで自信を取り戻し、スクール卒業後もアプリでの婚活を続けました。
そして出会ったのが、6歳年上の男性です。
初対面から感じたのは、強烈なときめきではなく、「この人になら何でも話せる」という安心感でした。
音楽、旅行、食べ物、インテリア、さらには愛犬の名前や犬種まで共通点が次々に見つかり、自然に距離が縮まっていきます。彼は花や果物を持って彼女の家を訪れ、娘たちとも温かい関係を築いていきました。
2人はどちらも再婚。6月にマッチングし、7月に初めて会い、その月末には婚約。そして年末に入籍しました。
彼女が見逃さなかったのは「相手を人に自慢できるかどうか」などではありません。「何でも話せる」「家族を大切にしてくれる」「一緒に出かけて楽しめる」という、これからの生活をともにするうえで本当に必要な要素でした。
セカンドライフ婚活で苦戦する人の特徴
セカンドライフ婚活が長引く人の最大の理由は何でしょうか。それは、若い頃の恋愛観や結婚観をアップデートしないまま相手を探してしまうことです。
今回の調査でも、50代以降の結婚生活において最も重視されていたのは「精神的な安らぎ・安心感」(66.7%)。パートナーに求める条件の第1位は「性格・人柄」(72.9%)でした。つまり、20代・30代の頃に重視しがちだった「トキメキ」や、年収・容姿といった「条件」ではありません。
ですが実際には、頭では「安らぎが大事」と思いながら、行動レベルでは「なんとなくトキメかない」「エスコートが下手」と相手を切り捨ててしまう人もいるでしょう。これでは間口が狭まり、パートナー候補が現れません。
人生経験を詰んだ分だけ相手に厳しくなるのではなく、表面的ではない相手の良さを見出すことが重要です。ぜひ、大人世代の婚活ならではの“アップデート”をしましょう。

