高市首相が抱える「孤独」の正体

9月中に内閣改造・自民党役員人事を行うと報じられている高市首相。その政権も、発足から間もなく1年を迎えます。2月の衆院選では圧勝したものの、党内や支持層、報道機関との距離を指摘する声は絶えません。今回は「孤独な首相」をキーワードに、政権の現在地を読み解く記事を3本お届けします。

1本目は、ジャーナリストで元NHK解説委員の城本勝さんによる、大勝後の空回りを追った論考です。真冬の電撃解散に打って出た衆院選で316議席を獲得し、日本維新の会と合わせれば全議席の7割を超える与党を率いながら、特別国会に入るとなぜか勢いを欠いていた。竹島の日の式典をめぐる保守層の失望を糸口に、自民党幹部が漏らしたという「孤独な首相」の一言に迫ります。

2本目は、政治・教育ジャーナリストでびわこ成蹊スポーツ大学教授の清水克彦さんによる、政権の足元を点検したレポートです。執筆時点の内閣支持率は60%前後で、麻生太郎副総裁でさえ「よくやっている」と漏らしていたといいます。それでも党内の求心力は低下しつつある。清水さんが長期政権化を脅かす要因に挙げるのは、「チーム高市」の顔ぶれです。

3本目は、前駐オーストラリア特命全権大使の山上信吾さんによる、新聞やテレビの報道姿勢を問うた論説です。2025年秋の総裁選報道を振り返りながら、オールドメディアが高市外交の成果をどう扱ってきたのかを検証しています。

支持層、党内、そして報道機関。首相を取り巻く三つの関係から、「孤独な首相」という一言の輪郭が見えてきます。

保守層の「高市離れ」が始まった…大勝したのに空回り、自民党幹部が漏らした「孤独な首相」という政権の急所

(2026年3月10日公開)

第2次高市早苗内閣発足時の写真
第2次高市早苗内閣発足時の写真(写真=内閣広報室/CC-BY-4.0/Wikimedia Commons

乾坤一擲、真冬の電撃解散で、にわかリベラル新党の「中道改革連合」を木っ端みじんに打ち砕き、史上空前の316議席という大勝利を収めた高市早苗首相だが、特別国会が始まると、なぜか精彩を欠いている。自民党と…〈続きを読む

 

あの麻生太郎も「よくやっている」と認めたが…支持率60%超、高市首相の「長期政権化」を脅かす"致命的なミス"

(2026年5月9日公開)

自由民主党
※写真はイメージです(写真=iStock.com/oasis2me)

高市政権が高支持率をキープしている。政治ジャーナリストの清水克彦さんは「国民からの人気は高い一方で、自民党内での求心力は低下しつつある。その原因は、『チーム高市』の顔ぶれが決まり切っていることだ」という――。〈続きを読む

 

元外交官「高市首相には厳しいが、自社の不祥事には甘い」…新聞・テレビが国民の信頼を失った当然の理由

(2026年4月27日公開)

取材
※写真はイメージです(写真=iStock.com/microgen)

新聞やテレビがオールドメディアと呼ばれるようになって久しい。実態はどうなのか。前駐豪大使の山上信吾さんの書籍『高市外交の正念場 反日勢力との闘い、日本再生の分岐点』(徳間書店)より、紹介する――。〈続きを読む

 
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