非人道的なコロナ対策と景気悪化

中国では各地で連日、住民のPCR検査を実施したり、ある建物で感染者が出ると、その場にいた人全員が強制的に隔離施設に移送されたりといった非人道的な対策が公然ととられるようになった。

孫さんは「政府のメンツのために、ゼロコロナ政策は継続され、SNSでの批判は情報統制で全部削除された。重い病気でも(コロナ対策で)入院できないで亡くなる人が続出するなど、数えきれないほどの悲劇がありました。両親が『中国の対策はすばらしい』と言っていたのは、政府がメディアを使って行った宣伝を鵜呑みにしていたからです。

日本のコロナ対策は個人の判断に任せるところがあり、最初のうちは、それが頼りなく見えて不安だったのですが、実は、それは日本人全体の民度が高いからできることなのだと、あとになって気づきました。私が浅はかでした」と語る。