きっかけはSNSでの拡散
事件はこの年1月に起こった。硬式野球部1年生男子が寮では禁じられているカップ麺を食べたとして、4人の2年生男子が暴力をふるった。学校側は関係者に聞き取りをし、広島県高野連に報告、県高野連は日本高野連に報告した。これを受けた日本高野連は広陵高を「厳重注意」としたが、処分は規定に従って非公開とした。
しかし、加害生徒は謹慎処分になったものの、被害生徒は3月に転校を余儀なくされた。被害生徒側はSNSで情報を拡散、7月にはメディアの知るところとなり、甲子園に出場した広陵高への非難が高まっていた。広陵高は、世間の非難の声に堪えかねて出場を辞退したのだ。
8月10日の広陵高の出場辞退のニュースを、筆者は北海道新十津川町で行われていた「LIGA サマーキャンプ」のネット裏で知った。周囲には高校野球部の監督たちがいた。
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