「自分なんて生まれてこなければよかった」

母親は朝早くに警備の仕事に行くため、水沢さんは朝食を食べる習慣ができなかった。母親はいつも忙しそうだったため、水沢さんは学校であったことや悩みを誰にも話せなかった。

父親は働かないにもかかわらず、友人知人から借金しては飲み代やタバコ代に充てていた。水沢さんの小学校の体操服を買うためのお金も飲み代に平気で使った。

胸元にセキュリティの刺繍が入ったユニフォームを着ている女性
写真=iStock.com/Jacob Wackerhausen
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「父は母に、『金がないなら母親(祖母)から借りてこい!』とよく怒鳴っていました。私のことを『ブタ』と呼んだり、日々のことに干渉したり、機嫌が悪いとすぐに怒鳴りました。夜ごはんのお味噌汁をこぼしてしまった時、ものすごく怒鳴られたことを覚えています。私は食べるのが遅かったので、『もう飯を食うな!』と言って残っていたご飯を捨てられたこともありました」