ルールが解決してくれる
何が正しいのか、どうすべきなのか、議論し、一人ひとりが考えることは、大切である。そこから新たなアイデアが生まれたり、新たに助けを必要とすることが発覚したりと、得られることが多い。
しかし、あまりに複雑化し、人々が良い関係を保てなくなったり、心地よく共存できないような事態になる場合には、単純に「ルール」として定めてしまうことが救いになる場合がある。
赤信号で止まるとき、「今日は急いでいるのに!」「私のほうが先に信号に着いてずっと待っているのに、まだ進めない」などという気持ちが生まれても、「赤信号」というルールが、個人個人の感情や事情は片づけてくれる。不満を持つ人も、ルールという存在により、一瞬は「急いでいるのに!」と不満に思ったとしても「まぁ、ルールだからな」とあきらめ、それ以上思い続けることもない。
個人が日本全体へ、いきなりルールを定めることはできないにしても、会社内、家庭内などで、この「ルールを定める」という方法が解決策になる場面は多々ある。
実はフランス人は日頃から、ルールを定めることを生活に活かしている。


