同じ1000円でも上昇余地が違う

つまり同じ1000円でも、上昇余地はA銘柄よりB銘柄の方が大きい可能性が高いのである。もしB銘柄が反発を開始したなら、それは企業の体力、いわば株価の「蘇生力」が強い証拠である。こうした銘柄は、意外なほど力強く上昇することがある。

もちろん、すべてが期待通りに上がるわけではない。戻り売りが出て株価が再び下落することもある。しかしそれは最初から計算に入っている。見込み違いの動きになった場合は、ためらわずに(ということは機械的に)撤退すればよい。

上昇グラフ
写真=iStock.com/Joshua wanchai
※写真はイメージです

このように、

・反落銘柄を探す →・反発の兆しを確認する →・上昇に乗る →・違えばすぐ撤退する

というステップを繰り返すことで、銘柄との新たな付き合いが始まる。

この方法を継続すれば、年率20~25%、場合によっては30%以上という高いパフォーマンスも現実的な目標になる。

これがリバウンド投資法が高パフォーマンス獲得に有利といわれる理由である。

資金300万円以下の投資家ほど資金が増えない

投資資金が3000万円以上にもなる場合、投資の基本はインデックスファンドやETF、大型優良企業株への投資となる。増配企業や安定成長企業を中心に、資産を長期で増やす方法である。

資金が大きくなるほど、資金を小回りよく動かす投資法は実行が難しい。大型株、あるいは大型株に近い中型株中心の投資にならざるを得ない。

ところが、投資資金が10万円〜300万円ほどの小資金の投資家の多くも、同じようにインデックスファンドやETF、さらには大型株投資を選びがちである。理由は簡単だ。

資金が少ないため、「少しでも減らしたくない」と安全性を重視してしまうからだ。

もちろんこの考え方は間違いではない。

しかし残念ながら、それでは資金はなかなか増えない。