「突然の声出し」でも周りを困惑させない

職場環境によっては、音声入力をしづらい人もいると思いますが、できるだけ音声入力を職場文化にしていくことをおすすめします。

最近では、「Amazon Echo」やAppleの「Siri」など、音声認識デバイスは増えてきており、使用する人も増えました。それでもやはり「機械」に話しかけるのに抵抗がある人もいると思います。

ただ、音声入力と手打ちではやはりスピードが違いますので、環境とともに習慣としても、できるだけ取り入れていくべきだと私は考えています。

音声入力をするビジネスパーソン
写真=iStock.com/metamorworks
※写真はイメージです

ひとり事務所であれば、人目を気にすることもないので、あとはやるだけ。社員がいる事務所であれば、「音声プロンプト宣言」を事務所内で行い、文化にしていってください。

私の場合は、会社に常駐する社員がいるため、「音声入力チャイム」を導入しています。いわゆるドアホンのようなもので、装置は何でもよいと思います。

というのも、音声入力をするときに困るのは周りです。突然音声入力を始めると、周囲は話しかけられたのかどうかわからず、声のするほうに意識が向きます。

正解は「あなたが思うがままに入れる」

そこで、このチャイムが聞こえたときは、「横須賀が音声入力を始めた」ということがわかるように、ルールをつくったのです。

小さなことですが、ビジネスは日々の積み重ねなので、少しでもストレスをなくしていくべきです。例えば、このルールがないと、社員の意識がムダに削がれるか、毎回私が周りに「いまから音声入力します」と言う必要があります。

横須賀輝尚『生成AI時代に士業が生き残る技術』(TAC出版)
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1回1回は数秒のことですが、何十回、何百回と繰り返せばそれなりのムダな時間になるので、注意が必要です。

音声入力でプロンプトを入れるとき、どのようなものを入れれば(話せば)よいか、悩む人も多いと思います。

答えは簡単で、「あなたが思うがままに入れる」で正解です。「思うがまま」というと少し説明が乱暴かもしれませんが、「あなたが実現したい目的」や「達成したい目標」など、言い換えれば、課題解決する内容になっていればよい、ということです。