車内で勝手に撮影するインフルエンサー

1つは、車内での「動画の撮影・配信」だ。近年、YouTuberをはじめとするインフルエンサーが増えたことで、車内で動画を撮影したり、生配信を行ったりすることへの意見・トラブルが増加しているというのだ。

実際に鉄道トレンド総研にも、「大声で喋りながら配信していてうるさい」という怒りの声や、「動画に自分の顔が映り込んでいるのではないか」という不安の声も届いている。

そもそも、列車内の撮影ルールはどうなっているのか。同社によれば「駅や車内では、営利目的の撮影は事前の許可が必要」としている。もちろん、みんなで旅行に行った際の、思い出のための動画撮影には制限がない。しかし「他のお客様へご配慮ください」と同社は呼びかけている。

座席
写真=iStock.com/kool99
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「座席を倒せない」「前の人が倒しすぎ」

もう1つが座席のリクライニング問題だ。鉄道トレンド総研の調査では、リクライニングを倒すとき、「声をかけてほしい」と思う人は52.3%、「必要ない」は38.2%となるなど、現代人を悩ます問題の一つとなっている。

こうした声掛けにとどまらず、JR東海に届く声としては、後ろの席の人が大きいキャリーケースを置いていて「リクライニングを倒せなかった」という話や、逆に「前の人がたくさん倒してきて嫌だ」というのもあるようだ。

リクライニングに関してのルールは設けられていない。声を掛けなければいけない決まりもなければ、座席を全力で倒してはいけない、という決まりもない。トラブルを回避する最大の答えは、結局のところ「お互いへの少しの思いやり」に尽きる。

同社によれば、基本的には乗客同士で解決をするのがベストだが、「困ったことがあれば車掌・乗務員に相談を」としている。

夏休みシーズンは、家族連れの乗客も増える。「子連れ」に関するトラブルや議論も、毎年この時期のSNSでは多く見られる。

週刊女性PRIMEが男女500人を対象に行った調査によれば、「新幹線でマナー違反だと思う乗客」の第1位は「子どもが騒いでいるのに親が注意しない」となった。この種のトラブルはどれほど起きているのか。