試験本番で緊張した際の「最強のお守り」に

④小学校中・高学年(8~10歳)――歌を「苦手克服」に活用する時期
書影
高橋和弘『10歳までにIQを最大化する知育メソッド』(大和出版)

この時期を迎えると、子どもが触れる音楽の世界は大人の領域へと一気に広がります。

流行歌のジャンルも多様化し、歌詞には抽象的な表現や複雑な比喩、さらには人生の機微に触れるような高度なフレーズが含まれるようになります。

こうした「少し背伸びをした内容」に触れることは、単なる語彙力の向上にとどまらず、文脈から読み解く読解力や、多角的な視点からものごとを考える思考力を養う絶好の機会となります。

また、この時期は中学受験や高学年での学習を見据え、知識の定着を一気に加速させるべき重要なフェーズでもあります。

もし暗記教科でつまずきそうな単元や、どうしても覚えられない苦手な分野があれば、迷わずYouTubeの知育ソングや学習用ラップをフル活用してください。

「ただの暗記」として苦労していた歴史の変遷や理科の複雑な法則も、小気味よいリズムと映像の力を借りれば、驚くほどスムーズに脳に刻まれていきます。

楽しみながら習得した知識は、試験本番で緊張した際にも自然とメロディーとともに蘇ってくる、お子さんにとって最強の「お守り」になるはずです。

机上の勉強に「歌」という強力な武器を加え、学びの質をよりダイナミックで確実なものへと引き上げていきましょう。

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