わずか20日間の音楽で90%の子供のIQが向上
1つめは、「シェレンベルグの研究」(2004年 トロント大学 カナダ)です。
6歳の子ども144名を対象にWPPSI-III(ウェクスラー児童用知能検査)を用い、1年間の変化を測定したのですが、演劇レッスンや何もレッスンをしないグループのIQ上昇が平均約4.3ポイントだったのに対して、音楽レッスン(鍵盤・歌)を受けたグループのほうでは約7.0ポイントも上昇し、大きな差が実証されました。
特に言語能力や注意力、記憶といった、IQアップにかかわる認知機能の分野で高い向上傾向が見られました。
2つめは、「シルヴァン・モレノの研究」(2011年 ヨーク大学 カナダ)です。
これは、4~6歳の幼児48人に、わずか20日間の音楽(歌・音の高さ・リズム)プログラムによってWPPSI-III(幼児向け知能検査)を用いた結果、90%の子どもに「言語性知能(IQの一部)」の向上が見られたことを報告した研究です。
しかも、この音楽プログラムは、視覚芸術群では有意な向上がなかったことと比較して、言語テストのスコアの上昇幅が「数倍」に達するという驚異的な数値が記録されました。
家庭教師が実践「歌」「リズム」学習法
これらの研究結果を、私自身が確信をもって「生きた事実」として体感してきた背景には、2つの大きな柱があります。
1つは、私が家庭教師として難関中学合格へと導いてきた教え子たちが、「歌」や「リズム」による学習法を実践することで、驚くべき成果を上げたという事実。
そしてもう1つは、私自身の子どもとともに歩んできた、数々の実践と検証の記録です。
繰り返しになりますが、本稿では、現場で磨き上げられた、歌によってIQをアップさせる具体的な手法を余すことなくお伝えします。
お子さんの脳が目覚めていく瞬間を、ご自身の肌で実感してみてください。

